10年前、20年前に買った羽毛ふとん。
同じ品質の羽毛を、いま新品で買い直すと当時の2倍以上——
それが今の羽毛相場です。
ぺたんこになったから、そろそろ捨てようか。
その前に、中身を見せてください。
所要15分/ふとんを持ち込まなくても診断できます
これらの多くは、側生地の劣化と羽毛の片寄りが原因です。
中の羽毛そのものが使えなくなっているケースは、実はそれほど多くありません。
外側が寿命でも、中身はまだ生きている——
そして、その中身の価値は、買った当時より上がっています。
羽毛ふとんの原料である水鳥のダウンは、円安や世界的な供給減少により、
この十数年で価格が大きく上昇しました。
原料価格の推移(この4〜5年の上昇幅)
ポーランド産グース
約2.0倍
フランス産ダック
約1.7倍
ハンガリー産グース
約1.65倍
※羽毛原料(原毛)の価格上昇幅。出典:sleep-natura.jp「2024〜2025:羽毛原料の高騰とその背景について」
※完成品の販売価格についても、寝具大手が2023年に主力ブランドの羽毛掛けふとんをおおむね17%値上げするなど、
値上げが続いています(日本経済新聞 2023年8月報道)。
羽毛は天然素材で、増産がききません。 同じ品質の羽毛を新品で買い直そうとすれば、当時とは比べものにならない予算が必要になります。
円安の定着
羽毛原料はほぼ全量が輸入です。為替がそのまま調達コストに反映されます。
水鳥の飼育数の減少
鳥インフルエンザの流行や食肉需要の変化で、副産物である羽毛の供給量が世界的に減少しています。
新興国での需要拡大
ダウン製品の需要拡大により、良質な原料の確保が難しくなっています。
物流コストの上昇
輸送ルートの変更や燃料費の高騰が、日本に届くまでのコストを押し上げています。
あなたが昔買ったふとんの中身は、
今の市場では同じ価格では手に入らない「資産」になっているかもしれません。捨てるかどうかは、中身の価値を確かめてからでも遅くありません。
羽毛ふとんは、外から見ても中身の状態はわかりません。
側生地がどれだけ傷んでいても、中の羽毛が生きているケースは珍しくない。
逆に、見た目がきれいでも、羽毛が細かく砕けてしまっているケースもあります。
この判断は、専門家が診ないとできません。
中の羽毛が生きていた場合
洗浄・除塵をして、新しい側生地に仕立て直す(リフォーム)。 同じ品質の羽毛を新品で買うより、少ない予算でふくらみを取り戻せます。
中の羽毛が傷んでいた場合
無理にリフォームしても、満足のいく暖かさは戻りません。 その場合は、正直に「買い替えたほうがいい」とお伝えします。
どちらが正解かは、お客様のふとん次第です。
診断の結果、新品をお選びいただいたほうがお客様にとって価値が高いと判断した場合は、
リフォームをおすすめせず、その旨を正直にお伝えします。
私たちが診断するのは、リフォームを売るためではなく、
お手元のふとんにとってどちらが得かを、数字でお伝えするためです。
実際にお預かりした羽毛ふとん1枚から取り出したものです。
外から触っただけでは、ここまでの差はわかりません。
※お客様のふとんが同じ状態とは限りません。羽毛の種類・状態は品質表示とご使用年数からの目安です。 実際の状態は診断でご確認ください。
ここに写っているのは、この1枚の中身です。
お客様のふとんがどうかは、開けてみないとわかりません。
リフォームより新品が良いと判断した場合は、正直にそうお伝えします
「シングルとはいえ、ふとんを店まで運ぶのは大変」——
その通りです。だから、まずは品質表示タグの写真だけお持ちください。
ふとんの端に縫い付けられているタグには、ダウンの種類・ダウン率・充填量が記載されています。 タグの写真と使用年数がわかれば、一次診断と概算のお見積もりが可能です。
羽毛ふとん診断士が、リフォームと無料診断についてご説明します(3分48秒)
持ち物はスマホの写真だけでOK/お近くの店舗をお選びください
スリープスクエアでお預かりした羽毛ふとんは、
西川のリフォーム専門工場「羽毛工房 白州工場」で仕立て直します。
量販店の下請け工場ではなく、西川の品質基準で運営される専用工場です。
仕上がりまでの目安は約1ヶ月半です。
12月の本格的な寒さに間に合わせるなら、10月中旬までのお預かりをおすすめします。
※繁忙期(9〜11月)はお預かりが集中します。お早めのご相談を。
リフォーム料金は、次の2つ(+必要に応じたオプション)の組み合わせで決まります。
一律料金ではありません。ふとんの状態と、どこまで仕立て直すかで、最適な組み合わせが変わるためです。
A. ゴア®コース ——中の羽毛を汚れから守る高機能生地(3グレード)
極めて緻密な構造のゴア®メンブレンをラミネートした側生地です。 ホコリや羽毛の吹き出しを抑え、湿気は通す構造のため、中の羽毛を長くきれいな状態に保ちやすいのが特長です。
B. 西川ナチュラルコース ——上質な天然素材(綿・リヨセル)の生地(4グレード)
補充量とグレードは、お預かりしたふとんの羽毛に合わせて診断時にご提案します。 元の羽毛より低いグレードを足すと全体の品質が下がるため、元の羽毛に釣り合うものをおすすめしています。
2枚のふとんから1枚への仕立て直し/デュエット(2枚合わせ)からの加工/ お預かりした側生地の返却 に対応しています。
お見積もりは、診断時にその場でご提示します。
品質表示タグのお写真と使用年数がわかれば、概算のお見積もりも可能です。 内訳(側生地・補充羽毛・オプション)をすべて明示し、ご納得いただいてからお預かりします。 診断・お見積もりは無料です。
羽毛の状態やご予算によっては、より簡易な仕立て直しをご提案する場合もあります。診断時にご相談ください。
参考: いまお使いのふとんに1990〜2010年代のグースダウンが入っている場合、 同等品を新品で買い直すと15万〜30万円の予算が必要です(2026年現在の市場相場)。 リフォームなら、その中身をそのまま活かして、側生地とかさ高だけを新品の状態に戻せます。
どちらが得かは、羽毛の状態次第です。診断で数字を見てから決めてください。
※GORE、ゴアはW.L. Gore & Associatesの商標です。
この状態になっていると、リフォーム費用が新品の購入価格を上回ることも少なくありません。 その場合はリフォームではなく、買い替えをおすすめしています。 どちらが得かは中身を見ないと判断できないので、まず診断でご確認ください。
できます。メーカー・購入店を問わずお受けしています。品質表示タグが切り取られている場合も、使用年数とご購入時のおおよその価格から推定診断が可能です。
診断だけのご来店を歓迎しています。その場でお決めいただく必要はありません。お見積もりをお持ち帰りいただき、ご家族と相談してからで結構です。
仕上がりまでの目安は約1ヶ月半です。繁忙期(9〜11月)はお預かりが集中しますので、お早めにご相談ください。
できます。ご夫婦それぞれの古いふとんを1枚に仕立て直すご依頼も多くいただきます。加工料は診断時のお見積もりに含めてご提示します。
ご希望があれば返却いたします(別途料金)。思い入れのある柄の場合などにご利用ください。
申し訳ございませんが、綿ふとんの打ち直しは承っておりません。羽毛ふとんのリフォームのみのお取り扱いとなります。
正直に申し上げると、なりません。中の羽毛が砕けてしまっている場合、洗浄してもかさ高は戻りません。だからこそ、お預かりの前に診断で状態を確認し、リフォームでご満足いただけるかどうかを先にお伝えしています。
羽毛ふとん診断士在籍 …西川チェーン本部認定の羽毛ふとん診断士が在籍。ご承諾のうえ、その場でふとんを開けて中の羽毛をご確認いただけます。
そのふとん、捨てるにはまだ早いかもしれません。
中身の価値を確かめてから、決めてください。
工程の詳細について
リフォームの各工程は、西川チェーン公式サイトの工場見学レポートで詳しく紹介されています。 羽毛工房 白州 見学レポート(外部サイト・別タブで開きます)
無料・その日に決めなくて大丈夫です 中身を見る